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Who supports Japanese art?

New YorkのJapan Societyで日本の画家酒井抱一(1761~1829。江戸時代後期を代表する江戸琳派の創始的絵師。伝統的な大和絵を祖とする雅で装飾性豊かな琳派的表現と、江戸文化独特の叙情性や粋を凝らした瀟洒な美意識、文学趣味などを融合させた独自の様式、所謂≪江戸琳派≫を確立。)の屏風絵などの展示会が開かれる。

当然のことながら、この展示会開催には金がいる。その経費を全て寄附でJapan Societyは賄っているが、そのSponsor、つまり寄付者達の名前を調べてみると、全員America人もしくはAmerica企業である。

いくら税制の違いがあるとはいえ、日本の酒井抱一という琳派の最高峰の一人の絵画を展示する、しかも世界の中心地New Yorkで展示するということは全世界の人から見てもらう可能性があるというのに、どうして日本人がその寄附をしないのか。

私が何度も言っているように、日本文化の世界に向けての発信に日本人が寄附をしないことは色々な意味で問題なのである。

JewishのTzedakahの思想は総収入の10%は寄附に回すべきである、というものである。